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相場分析手法のひとつ「テクニカル分析」

time 2017/09/03

相場分析手法のひとつ「テクニカル分析」

FXは為替相場の分析を行うことが出来なければ利益を出せる可能性が非常に低くなります。
運や勘に任せて取引を行っても、継続して利益を出し続けることが出来ないのです。

相場分析手法にはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析がありますが、為替相場において多く行われているのはテクニカル分析です。
これは、通貨ペアごとの過去の値動きから現在値がどのような位置にあるのかといったことや将来の値動きを予想することができる分析方法です。テクニカル指標と呼ばれる数多くの種類がある指標を利用し、現在の為替相場がどういった状況にあるのかを判断するのです。

数あるテクニカル指標のなかで最も有名なのが移動平均線です。指定した過去の期間に記録した通貨ペアの価格を平均し、一本の線としてチャートに示すものです。
現在値が移動平均線の上に位置しているか下に位置しているかといったことが判断材料になり、現在では二本の移動平均線を用いて重なり合ったときが売買の適切なタイミングになるという使い方が主流になっています。

他にもテクニカル分析に用いる指標はあり、市場に合った指標で分析をすることが大切です。

FXの相場分析の第一歩、チャートの読み方

FXで相場分析を行うためには、分析方法を知るだけではなくチャートの読み方も学ばなければなりません。
テクニカル分析やファンダメンタル分析に加えてチャートの読み方を理解することで適切な相場分析が出来るようになるのです。

チャートは足と時間によって構成されています。この二つの要素は関係が深く、同時に理解することが大切です。足は時間によって区切られた期間における値動きを示すバーのことで、区切る期間は1分や5分といった短い期間から1日や1週間、1ヶ月という長い期間まで様々です。
1分で区切られた足を1分足、1日で区切られた足を日足と呼んでいます。足の形は複数あり、海外では一本の線で表示するバーチャートがメジャーですが、日本ではローソク足が主流です。

ローソク足は区切られた期間内の始値と終値、さらに最高値と最安値を一つの足で表現できるという特徴があります。そのためその時間帯の動きが分かるのです。

複数のローソク足を並べて安値や高値に沿ってラインを引くと、そのラインがトレンドラインとなって全体的な値動きを把握することが可能で、取引を行うにあたって大いに役立ちます。