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FXの相場の読み方

time 2017/10/07

FXの相場の読み方

各国の通貨は常に売買されているため、一定ということがありません。

為替相場は様々な要因によって影響を受け、上がったり、下がったりを繰り返します。そのため為替相場の動向をしっかり読み解くことなしにコンスタントに利益を出していくことは難しくなります。

為替の動きに大きな影響を与えるものとして、まず世界の経済の動向があります。特にアメリカ経済の影響に大きく影響される傾向があります。アメリカの経済が上向きであれば、円に対してドルが買われることになり、その結果円安になりやすくなります。
逆に不景気になれば、安全資産として世界から認知されている円が買われやすくなり、為替は円高に傾きます。

アメリカをはじめ、世界の経済状況を知るためには、定期的に発表される景気動向や失業率などをチェックする必要がありますが、株の動きをチェックするだけでもだいたいの経済状況がわかります。
これらの情報は、新聞などを見れば毎日掲載されていますし、特に株が大きく動いたときなどは一般のテレビのニュース番組でも取り上げられることが多いです。

このような経済ニュースを日ごろからチェックするのは、FX投資の基本といって良いでしょう。

FX取引における相場チェックの重要性

また、経済状況と同様に大きく為替相場に影響を与えることが多いのが、地政学的リスクです。

たとえば、北朝鮮がミサイルを発射したりすると、すぐに外為市場が反応し円高に大きく動きます。
地政学リスクが遠のくと再び元の状態に戻るのですが、上下に為替相場が大きく動くと、売りと買いで大きな利益を出すことができます。

地政学リスクが発生すると、テクニカル分析は度外視される傾向がありますが、しかし、長い目で見ると、テクニカル的な一連の動きの中に収まっていくことが多いようです。

ところで、FXをスタートする場合、売買する外貨を決めなければなりませんが、選ぶ外貨によって安定度やスワップなどが異なります。ドルだけが売買の対象ではありません。
しかし、世界の経済情報を入手しながら投資していく重要性を考えると、情報入手が困難な国の外貨を選ぶと取引が難しいことがあります。

やはり、ある程度の情報を素人でも入手できるような外貨を選ぶことがおすすめです。

また、FX会社によって、選ぶことができる外貨と選ぶことができない外貨があります。
このことは、FX会社を選ぶ際の基準の一つともなります。