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各国の経済指標発表時間に変わる!FX相場について

time 2018/08/15

各国の経済指標発表時間に変わる!FX相場について

世界の経済指標がどのように影響しているかは政策金利をみることで判断し処理することができます。

これはなぜかというと金利レートの高い通貨が買われる傾向にあるからです。

日本とアメリカ及び世界各国は密接な相互関係を築いているので、当然ドル円の換算に大きく影響してくることになります。
FX相場に大きな影響を与えるものとしてアメリカの雇用統計はよく耳にします。
雇用統計とはアメリカの雇用情勢を調査した経済指標のことを指し農業以外に従事している事業所からの給与支払い帳簿を基に算出されていて景気の動向を知ることのできる貴重な統計となっているのです。
消費者物価指数というインフレに対して出される最も重要な指標といえます。
消費者が実際に購入している商品やサービスの価格動向を抽出している指標です。
このような指標の結果を考慮して利上げするかどうかが決定されているのです。
ここから実際に利上げするまでには声明文や発表が出されるまでタイムブランクが生じるのでここの期間でいかに先読みしていくかがFX相場の動向を見極める際には非常に重要になってきます。
アメリカでは次回利上げするという決定を前もってわかりやすくしている傾向にあります。

どんな仕訳になる?外貨取引の為替差損益とは?

商品を100ドル掛けで米国から購入してこの時点での相場が1ドル120円であった場合。
仕訳としては(借)仕入12000/(貸)買掛金12000となります。

もしも掛代金が決済される前に決算日を迎えた場合だと決算日当日の為替レートで換算し直す必要があります。
3月31日に決算日を迎えて3月31日の為替相場は1ドル112円であった場合には(借)買掛金800/(貸)為替差損益800と仕訳をすることになります。
前述では12000円で計上した買掛金が、11200円に目減りしてしまっていることになります。
負債が減ったので、為替差損益は貸方になるというわけです。

為替差損益勘定は、益の場合には貸方で損の場合は借方に計上されることになります。
P/L表示の約束としては借方残高<貸方残高の場合は、その差額を営業外収益に為替差益として表示し、借方残高>貸方残高の場合は、その差額を営業外費用に為替差損として表示することになっています。

外貨建て売掛金100ドルが普通預金に入金されて前期決算時には1ドル8円入金時の為替レートは1ドル6円であった場合には普通預金600/売掛金800、次の行に為替差損200/と仕訳されることになります。